2010年2月14日日曜日

ツチスドリ:巣が3つ




● 巣[1]


 このところ俗称「ブルーレン橋」には行っていなかった。
 12月ころから興味はアイビスコロニーとナンヨウクイナ、そしてクイナの後のネッタイバンへと移っていたためである。
 ブルーレン橋はクリークの下流、アイビスコロニーは上流で、両方いくには散歩の範囲を超えるので、この夏場はもっぱらアイビスコロニー方面にターゲットを絞っていた。
 ブルーレン橋近くには鳥の巣がある、という話を聞き久しぶりに行ってみた。
 ありました、なんと3つも。
 この形と大きさからいくと、おそらく
ツチスドリ(土巣鳥)、ピーウイー(PeeWee)の巣であろうと思う。


● 巣[1]


 もちろん、鳥はいなかった。
 ヒナは巣立ったのであろう。
 我が家の近くの巣(巣A)ではヒナは孵らなかった。
 もし今シーズン、ここを散歩道にしていたら、ヒナが見られたかもしれないのだが。

 巣[1]と巣[2]はクリークに張り出した枝の上に作られていた。












● 巣[2]


 下の2枚は巣[3]だが、これは木の上部に作られている。




● 巣[3]

 もし来シーズン、引越しせずにいたら夏場にはここもコースに組み込もうと思います。
 一日おきに上流と下流となるかもしれませんが。
 そのときは、ピーウイーのヒナを紹介できるでしょう。



 ついでに「匠の技」で紹介したラクビーリーグ・クラブ横の木にしつらえられたピーウイーの巣(巣Cと巣D)の現在の姿を載せておきましょう。

 巣Cは最も古い巣で、壊れかけています。


 巣Dは原形を止めています。


 これに巣Aを加えると、ことしは6個のピーウイーの巣を見つけたことになる。


● 巣Aの現況

 ということはピーウイーの巣は、どちらかというと見つけやすい巣だということになる。
 おそらく巣を作る際に、あまり人目を気にしない大胆な鳥だということなのだろう。



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