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● カタログから
「YACHO」のサブタイトルは「テンデジ日誌(2010)」である。
「野鳥とあそぶ」では住宅地や街中で遭った鳥を紹介してきました。
その数は60鳥ほどになり、もう出会える新しい鳥もいなくなってしまった。
そのため「終了」宣言をしました。
この「YACHO」はその後を受けついだもので、日々に出会った鳥の写真を整理したものです。
鳥自体はすでに紹介済みのものばかりで、新規のものはありません。
よって言い換えると、何気ない「日々会う鳥の写真日誌」といったところになります。
ところで副題の「テンデジ」とはなんぞや?
ということですが、インターネットで調べてもそういう言葉は正式にはないようです。
例えば「livedoor キーワード」に「テンデジ」の項が出てきますので中を覗くと、
「このキーワードは編集されていません」
と表示されます。
地上デジタル放送の「チデジ」に対応する言葉として「テンデジ」かと思ってみても、ちょっとおぼつかない。
「天空デジタル放送」とはいかないように思う。
デジタルカメラ(デジカメ)は通常、一眼レフの「デジイチ」と、35mmレベルのコンパクトデジカメ「コンデジ」とに分類されています。
また「コンデジ」からさらに大きさによって、ワイシャツのポケットに入る大きさということからポケットデジカメ「ポケデジ」が分かれていっている、というのが昨今のようです。
一眼レフはデジイチのほか、イチデジ、さらにはワンデジという名もあります。
とすると「テンデジ」は「十眼レフカメラ」ということになりますが、そんなカメラは世界中どこを探してもないでしょう。
「テンデジ」の定義はこうです。
「
光学10倍望遠デジタルコンパクトカメラ
」
主に野鳥を撮っているのですが、戸建てに住んでいたときはエサ台にくる鳥あるいは庭に来る鳥に焦点を合わせていたので手持ちの5倍望遠ですこぶる満足していました。
ですが、団地に引っ越してからは、近くの水路に出かけていって撮るため鳥姿が遠く、それになんといっても小鳥が多く、10cm少々というのも数多くいて、5倍ではなかなか捉えられないようになりました。
そこで、もう少し望遠の効いたカメラが欲しくなり、調べてみたところ10倍光学望遠が出ているということが分かりました。
カシオでした。
昨年、9月に親戚のものが来豪するというので、そのときにもってきてもらうことにしました。
ところが、ありがたいことにタイミングよく8月に富士フィルムから新機種が出ました。
これが10倍望遠を積んでいました。
持っている5倍望遠は富士フィルムのものでしたので、カシオではまた一から使い方を学ばないといけないかなと心配していました。
日本にいれば販売店で一応の説明を受けられ、またわからなくなったら脚を運べば親切にオタク的店員さんが教えてくれます。
が、ここではそうもいきません。
添付された「取扱説明書」のみが唯一の命綱になります。
理解不能に陥ったら、にっちもさっちいかなくなります。
よって、未経験の新しいシステムのものは、どうしても敬遠することになってしまいます。
それに5倍と10倍とでソフトのオペレーションが異なるとなるとこれまた大変なことで、できれば1本のソフトで共有できればこれにこしたことはありません。
発売日は8月8日で、9月に取得し、10月からはこれを使っています。
このニューカメラによって、5倍ではちょっと無理といったものまで撮れるようになりました。
本格的な趣味なら一眼レフを首に下げて、ということになるのでしょうが、さほどの入れ込みはしていませんし、それ以上になんとなく恥ずかしいので、コンパクト・テンデジで十分といったところで満足しています。
小さな鳥をパソコンスクリーンで拡大をかけて切り出すため、4GBのメモリーを入れ、常にファインモードで撮っています。
スペア電池はケースポケットに常に入れてありますので、この2つで有に千枚撮れます。
ちなみに専用ケースは高い、数千円する、これ高すぎ。
よって、大きめの安い汎用ソフトケースを持ってきてもらって、横を縫いつけ小さめにして使っています。
値段は800円でした。
手の中に入る大きさなので、毎日のように小指にぶら下げて出かけていっては、ナニか面白いことはないかと、うろついています。
今は3倍ズームが最低基準で、5倍ズームが標準のコンデジですが、あと1年2年もすれば10倍がコンデジの標準装備になってくるでしょう。
2倍ズームならレンズの動作なしのデジタルソフト対応でポケデジでも実現されると思っていますが。
一緒にもってきてもらった新発売時のカタログを載せておきます。
機能は下のようにいろいろあるようですが、とても覚えきれず今、使っているのは「10倍ズーム」だけです。
あとは「auto」にしています。
よって、このサイトは「10倍望遠デジカメ写真日誌」であり、写真がメインであり、文章は状況を説明をするだけのものです。
[◇]
最近、ビデオのインターネットへの掲載方法を学んだので、今は狂ったようにビデオを撮っている。
これまでは写真だけだったが、映像がとれるとなると、これまた面白い。
ただ映像だけではつまらないので、まず写真(画像)を撮り、次に映像となる。
ただ、コンデジなので手ブレが激しい。
やむ得ないことだろう。
まるで映画を撮っているようで、ついつい引き込まれる。
ただ、載せられる時間が1分30秒という制限があるので、ブツブツ切りながら撮ることになる。
1分半を超えたときはムービーメーカーを使ってカットするが、どういうわけか編集にかけると金属的なノイズが入ってくる。
映像だけならどうということもないが、音楽など撮ったときは音が悪くなる。
音楽は編集せずに1分20秒を目安に、ブツギリで撮ったほうがいいようである。
よって、だいたい1分20秒を最長の目安で動画を撮るようにしている。
(註:間違えて1分47秒で編集してしまったことがある。これアップロードできた。ならばというので1分32秒で編集してみたら今度はアップロードできなかった。1分半以上でアップロードできたのはこれ1本のみである。どうなっていたのだろうか。)
● 幌馬車通りの公園にて
[◇]
家族のものが日本から古くなったコンパクトデジカメ、3倍望遠ソニー・サイバーショット「Cyber-shot DSC-T9」というのを貰ってきて現在使っている。
2005年と取扱説明書とあるから5年ほど前の型になる。
これ便利なのはフジのソフトでパソコンへ取り込めることである。
もしかしてデジタルカメラからコンピュータへの取り込みは共通基準があって作られているのであろうか。
これで撮った写真や、また手持ちのもう一台のカメラである5倍望遠Fuji-finepix[J50]も使っているので、すべての写真・動画がテンデジで撮ったものではないということをあらかじめ断っておきます。
つまり量はわずかですが、テンデジのほかに「ゴデジ」と「サンデジ」が含まれているということです。
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