2010年1月20日水曜日
ツチスドリ:ヒヨコ
「野鳥と遊ぶ」ではピーウイーとワグテールの巣をとりあげた。
が、ピーウイーのヒナは孵らず、ワグテールはヒナごと巣換えをして目の前から消えてしまった。
ここでは、その鳥たちのヒヨコをとりあげる。
まずはピーイウイー(PeeWee)。
通常はこの愛称で呼ばれている。
正式名は「マグパイ・ラーク Magpie-Lark」
和名は「ツチスドリ」
このシリーズでは、すべて和名で呼ぶことにしているので、ピーウイーではなくこの名でいきます。
親から離れ始める。
「ツチスドリ」とは「土素鳥」だろうか、あるは「土巣鳥」だろうか、それともまったく違う漢字だろうか。
土巣鳥なら、巣は泥と体液のようなものとを混ぜあわせて作ったものかもしれない。
気になって、先ほど写真を撮ってきたが、雨露に打たれながらもまだまるで型崩れもせず凛としてあった。
本当に「匠の技」である。
調べてみました。
下記のようにありましたので「土巣鳥」のようです。
『
学名:Grallina cyanoleuca
英名:Magpie-Lark
和名:土巣鳥(ツチスドリ)
科名:スズメ目・カラス科
体長:30cm
』
親とヒヨコの違いを写真で見てみると、目玉は黒いのだが、ヒヨコは眼球も黒だが、親は眼球が白い。
成長すると、黒から白に変色していくということであろうか。
ところで、親はオスである。
ならヒヨコは?、となるのだが。
ちょっと分かりにくい。
通常、クチバシの下が黒いのがオス、白いのがメス。
あるいは目の周りの黒色が後頭部へ繋がっているのがオス、その部分が切れて白くなっているのがメス、で見分けている。
このヒヨコ、クチバシの下は白、ということはメス。
が、目の周りの黒は横に流れて後頭部に繋がっている、ということはオス。
この鳥はヒヨコの時は、両性の特徴を具備しているということであろか。
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