_
● ヨコフリオウギビタキ 手前が親鳥、奥がヒヨコ
● 上の2枚の写真の左下に親鳥、上端中央部分の白いのはヒヨコその1、右端中間あたりに同じくヒヨコその2が写っています。
● 右端のヒヨコその2を中央にアップしてみる。
以下のヒヨコ写真はこのヒヨコをアップしたものです。
● これは親鳥をアップしたもの
正式名「Willy Wagtail:ウィリー・ワグテール」
和名「ヨコフリオウギビタキ」
漢字で書くと「横振り扇ビタキ」ということになるのだろう。
ところで「ビタキ」とはなんだろう、と前々から疑問に思っていた。
よく「***ビタキ」なる鳥の名前が出てくるが、一般にはまったくなじみのない言葉である。
「ビタキ」でWikipediaを見てみたが、「ビタキ」という鳥は単独ではいない。
「ビタキ上科」「ビタキ科」「ビタキ亜科」という鳥の分類上の言葉のようである。
分類名であって、単独の鳥の名前ではないようなのであるが。
前に言葉がつかないと「ビタキ」なる鳥はいないということのようである。
たとえば「ルリビタキ」とか「カササギビタキ」とかいったように。
つまり「かれこれのこういう鳥」ということなのであろうか。
● ヒヨコが羽を広げたところ
「ビタキ」とは漢字でどう書くのだろう。
調べてみたら「鶲」という漢字があるようです。
新潮国語辞典で見てみた。
「ひたき」という項目がありましたので、載せておきます。
『
燕雀目ヒタキ科の大部分とツグミ科の数種を呼ぶ俗称。
その中の一種の鳴き声が火打石を打ち合わせる音に聞こえるのでこの名がある。
雄は一般に美声で鳴く。
』
だそうです。
「火打石を打ち合わせる音」ということは「火打音(ひたき)」が「鶲」になったということになるが。
ちなみにカササギビタキは「鵲鶲」と書きます。
では「ヒタキ」とは、Wikipediaで見てみた。
『
ヒタキ科(Muscicapidae)は、鳥類分類名のひとつ。
2亜科453種。日本に46種。ユーラシア大陸に分布する。
ツグミ亜科とヒタキ亜科に二分される。
前者は、脚力が強く地上で採餌する。
後者は樹上から羽虫等を飛び込み捕えるのを得意とし、英語の flycatcherの語源となっている。
』
ちょっと難しくて、私の知識では追いつかない。
YACHO[home]
_