2010年1月21日木曜日

ヨコフリオウギビタキ:ヒヨコ

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● ヨコフリオウギビタキ 手前が親鳥、奥がヒヨコ




● 上の2枚の写真の左下に親鳥、上端中央部分の白いのはヒヨコその1、右端中間あたりに同じくヒヨコその2が写っています。


● 右端のヒヨコその2を中央にアップしてみる。
  以下のヒヨコ写真はこのヒヨコをアップしたものです。


● これは親鳥をアップしたもの


 正式名「Willy Wagtail:ウィリー・ワグテール」
 和名「ヨコフリオウギビタキ
 漢字で書くと「横振り扇ビタキ」ということになるのだろう。

 ところで「ビタキ」とはなんだろう、と前々から疑問に思っていた。
 よく「***ビタキ」なる鳥の名前が出てくるが、一般にはまったくなじみのない言葉である。
 「ビタキ」でWikipediaを見てみたが、「ビタキ」という鳥は単独ではいない。
 「ビタキ上科」「ビタキ科」「ビタキ亜科」という鳥の分類上の言葉のようである。
 分類名であって、単独の鳥の名前ではないようなのであるが。
 前に言葉がつかないと「ビタキ」なる鳥はいないということのようである。
 たとえば「ルリビタキ」とか「カササギビタキ」とかいったように。
 つまり「かれこれのこういう鳥」ということなのであろうか。


































● ヒヨコが羽を広げたところ


 ビタキ」とは漢字でどう書くのだろう。
 調べてみたら「鶲」という漢字があるようです。
 新潮国語辞典で見てみた。
 「ひたき」という項目がありましたので、載せておきます。

 燕雀目ヒタキ科の大部分とツグミ科の数種を呼ぶ俗称
 その中の一種の鳴き声が火打石を打ち合わせる音に聞こえるのでこの名がある。
 雄は一般に美声で鳴く。

 だそうです。
 「火打石を打ち合わせる音」ということは「火打音(ひたき)」が「鶲」になったということになるが。
 ちなみにカササギビタキは「鵲鶲」と書きます。

 では「ヒタキ」とは、Wikipediaで見てみた。

 ヒタキ科(Muscicapidae)は、鳥類分類名のひとつ。
 2亜科453種。日本に46種。ユーラシア大陸に分布する。
 ツグミ亜科とヒタキ亜科に二分される。
 前者は、脚力が強く地上で採餌する。
 後者は樹上から羽虫等を飛び込み捕えるのを得意とし、英語の flycatcherの語源となっている。


 ちょっと難しくて、私の知識では追いつかない。




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2010年1月20日水曜日

ツチスドリ:ヒヨコ







 「野鳥と遊ぶ」ではピーウイーとワグテールの巣をとりあげた。
 が、ピーウイーのヒナは孵らず、ワグテールはヒナごと巣換えをして目の前から消えてしまった。
 ここでは、その鳥たちのヒヨコをとりあげる。

 まずはピーイウイー(PeeWee)。
 通常はこの愛称で呼ばれている。
 正式名は「マグパイ・ラーク Magpie-Lark」
 和名は「ツチスドリ
 このシリーズでは、すべて和名で呼ぶことにしているので、ピーウイーではなくこの名でいきます。
































 親から離れ始める。













 「ツチスドリ」とは「土素鳥」だろうか、あるは「土巣鳥」だろうか、それともまったく違う漢字だろうか。
 土巣鳥なら、巣は泥と体液のようなものとを混ぜあわせて作ったものかもしれない。
 気になって、先ほど写真を撮ってきたが、雨露に打たれながらもまだまるで型崩れもせず凛としてあった。
 本当に「匠の技」である。




 調べてみました。
 下記のようにありましたので「土巣鳥」のようです。

 学名:Grallina cyanoleuca
 英名:Magpie-Lark
 和名:土巣鳥(ツチスドリ)
 科名:スズメ目・カラス科
 体長:30cm



 親とヒヨコの違いを写真で見てみると、目玉は黒いのだが、ヒヨコは眼球も黒だが、親は眼球が白い。
 成長すると、黒から白に変色していくということであろうか。







 ところで、親はオスである。
 ならヒヨコは?、となるのだが。
 ちょっと分かりにくい。
 通常、クチバシの下が黒いのがオス、白いのがメス。
 あるいは目の周りの黒色が後頭部へ繋がっているのがオス、その部分が切れて白くなっているのがメス、で見分けている。
 このヒヨコ、クチバシの下は白、ということはメス。
 が、目の周りの黒は横に流れて後頭部に繋がっている、ということはオス。
 この鳥はヒヨコの時は、両性の特徴を具備しているということであろか。



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2010年1月19日火曜日

ネッタイバン:その足

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 今日はそこそこ撮れた。
 ただ日陰になっているため、いまいちはっきりしない。
 目がクッキリ撮れていると、写真全体がひきたつのだが。
 生き物の写真は「目が勝負」だと思っている。
 ポケットデジカメで撮るのだから、とりたてていい写真を期待しているわけではない。
 もしその気になったら、一眼レフでも取り寄せることになるだろう。
 野鳥に事欠かない場所だけに、いい写真も撮れそうに思う。
 が今は、普段の情景を切れだせればそれで十分というところであろうか。













 ちょっと驚いたのは、この足。
 一瞬、パソコン画面を見て何が写っているのだろうと思ったほど。
 まるでヒトデ。
 細くて長い。
 水鳥の足はこういうのが多いが、ちょっとこれは異常。
 こういう足を必要とする環境に住んでいるということなのだろうが。









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